D&H BLOG
2023/11/03
スタッフインタビュー
お客様との会話から、暮らしを豊かにする家のヒントを探る|スタッフインタビュー
こんにちは!D&Hです。
今回話を聞いたのは、家づくりプランナーの井手 勇介。大学の建築学部を卒業したあと、マンションのデベロッパーや商業建築がメインの建築事務所で働きましたが、「家づくり」への夢を叶えるために、D&Hに入社しました。家づくりへの思いが人一倍強い井手が担当した、F様邸について聞きました。
Q. F様はどのような家を建てたいと考えられていたのでしょうか。
F様はご夫婦それぞれでこだわりが異なっていました。ご主人は、スペック重視。断熱をはじめとした、高い機能性を求められていました。一方で奥様は、デザインにこだわりたいという思いをお持ちでした。
Q. F様邸の家づくりはどのように進めていったのでしょうか。
F様邸に限らず、私は、お客様のお話をとにかく聞くことを大切にしています。普段、どんな暮らしをしているのか、趣味や仕事、ライフスタイルなど…。一見、家づくりに関係ないと感じることでも、注意深く聞くことでヒントに気が付くことがあります。もちろん、打ち合わせも多くなってしまうので、労力はかかってしまいますが、その分、お客様の暮らしを豊かにする家が作れると思うんです。
F様の場合、機能性をとるか、デザインをとるかでご夫婦の意見が別れることもありました。その場合、「ご主人が長く過ごすエリア」「奥様が長く過ごすエリア」に分けて、それぞれの優先度を検討していきました。
Q. 完成したF様邸はどんな家ですか?
吹き抜けのLDKには、ご夫婦のこだわりで畳のスペースを設けています。お子様3人が小さいうちは、ご家族そろって寝室として使用するとのことで、5人がゆったりと眠れるように十分なスペースを備えました。寝具は、階段下を利用した収納スペースへ。
キッチンに立つと、和室の窓が目の前になるよう配置しています。これは奥様のこだわりです。作業をしながら、ふと視線を向けると外の景色が見えて、心が癒されます。また、ソファやダイニングチェアからも、視線を斜めに向けると窓の外が見えるような造りにしました。目線の先に抜け感があることで、広さを感じたり、開放感を覚えたりするためです。
設計士と打ち合わせするとき、置きたいと思う家具やインテリアがあれば、F様のようにぜひ共有いただきたいです。これといったものがなくても、「なんとなくこの雰囲気が好き」といったものでかまいません。それだけでも、より好みに近いデザインをご提案できると思います。
将来的に、ご家族の個室や寝室として使用予定の個室がそろう2階部分は、ご主人の意見をメインで取り入れました。断熱性を高めるために、窓は最小限に。ウォークインクローゼットや押し入れなど、収納スペースはご家族で共有しやすいように廊下に面して設置しています。また、廊下の一部を利用して、ご主人の書斎スペースも確保しました。
このほか、F様邸には3帖ほどのランドリースペースも設置しています。しっかりスペースを確保したため、脱衣所は1帖ほど。また、玄関そばのシューズクロークも1帖ほどとコンパクトなサイズです。こう聞くと、脱衣所もシューズクロークも狭そうと感じられるかもしれません。そんなときは、脱衣所では何をするか、シューズクロークには何を収納したいかを具体的にイメージしてもらうんです。
例えば、3帖のランドリールームがあるF様邸では、脱衣所は「服を脱ぐ」だけの場所。とはいえ、「1帖」といわれて広さがどれくらいあるのか、イメージはしにくいですよね。だから私は、部屋の横幅や奥行きのサイズを具体的に何センチ程度か、実際の広さをスケールで測ってお見せしながら確認してもらいます。こうすることで、イメージはぐっと沸きやすくなるからです。
Q. 最後に、これから家づくりを考えている方へのメッセージをおねがいします。
もし今、家づくりについて悩まれているのであれば、ぜひお話ししましょう。家へのこだわりは人それぞれに異なります。お金はどれくらい必要なのか、どのクオリティやグレードがご希望なのか…。お話をしながら、一緒にご家族の“こだわり”を見つけていきましょう。家づくりを考えたとき、まずは気軽にご相談いただけるとうれしいです。
みなさまの理想の家を、D&Hで叶えてみませんか。D&Hは、土地探しから家づくりをサポートしています。まずはお話だけ、見学だけでももちろん大丈夫です。ぜひお気軽にご相談ください。