D&H BLOG
2021/06/04
お知らせ
音と間取りの関係
音と間取りの関係
【音】には大きく分けて、「空気音(直接、空気を伝わって聴こえる音)」と、「衝撃音(床や壁など、個体を伝わって聴こえる音)」があります。
住宅の場合、家全体を断熱材で隙間なく覆うことで、気密性・断熱性が高くなります。
同時に、外の音が室内に、室内の音が外に漏れにくくなります(=遮音性が高くなる)。
しかし、見方を少し変えると、家の中で発生する音が少し反響しやすいとも言えます。
当社では、外部との遮断が比較的難しいグラスウールによる充填断熱工法ではなく、屋根・壁に外張り断熱工法(ネオマフォームによる外断熱)及び、基礎の内部断熱・外部断熱工法(スタイロフォームによる基礎断熱)を採用しています。
※D&Hが採用する断熱工法・断熱材について詳しい内容はコチラをご覧ください。
また、1階に吊り天井(防震天井吊木)を採用し、断熱材を挟み込むことによって2階床の衝撃音の抑制を計っています。
当社では、建物を家全体一つの空間として考え、吹抜けを造ることが多いのも特徴です。
もちろん吹抜けにも一長一短あります。空間が広くなるので、当然冷暖房の効きは悪くなり、声も響き易くなります。その代わり、家全体が明るくなり解放感が出てきます。
このように、家造りでは何を優先させるべきか選択が多くなります。
ディー・アンド・エイチでは、30年間で培った技術力と提案力の総合力で、バランスの良い住まい空間を提供できるように日々努めております。